カフェ・シルバースキン one more cup ob caffee
フィルム絵本 sample
カフェ・シルバースキン one more cup ob caffee 5m29s (2013/2022)
珈琲町に落ちる流れ星と珈琲のはなし
2013年作品展出品
裏話
珈琲が好きすぎて珈琲町の物語を作っていました。
星座の名を冠した、星の物語をなぞらえた珈琲町の数多の星のカフェ。
訪れる旅猫たちの珈琲色のワンシーン。絵の背景としての裏物語を作ってから、町の風景や建築、こもののデザイン、町の暮らしを想像して描いてゆきました。
動画づくり
動画の作り方について質問やコメント頂くので、少しここで解説しますと。『カフェ・シルバースキン one more cup ob caffee』はドリップした珈琲フィルターの滲みを撮影して珈琲色の風景を作りました。イラストは鉛筆によるドローイングで、もとはモノクロの絵です。
その絵をAEでかきわりの劇場を作って照明をあてて真正面にカメラを据えて撮影しています。なのでこの動画の珈琲色は、本物の珈琲の滲みと照明の灯りで表現しています。
物語は、珈琲を飲んだ時その豆がかつて見ていた景色が見えたら浪漫あると思ったこと
珈琲の動画を作っていた時、大阪の珈琲機器メーカー富士珈機喫茶店で焙煎体験をさせてもらう機会があり、ドリップと焙煎、珈琲オークションのお話を聞きました。また、神戸のUCCコーヒー博物館にてカッピング体験をさせて頂いた時に、珈琲バイヤーの方のお話、珈琲農園や、珈琲を育てている国の暮らしや人の様子をお聞きする機会があり、珈琲豆が辿る道程に興味がわきました。
そして、3つの豆、エチオピア・グアテマラ・マンデリンの風景に思い馳せてこの動画を作りました
珈琲豆の記憶にすむSilverちゃん カフェシルバースキンで星捕りの豆から淹れた珈琲を飲んだ時、景色の中にあらわれる黒猫
マンデリン珈琲を飲んだ旅猫の風景にあらわれてプルメリアの花をカップに残していった。