絵と雑貨の
そんなこんなな
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* 油彩 道具箱
* 蛍石(Fluorite)

油彩 道具箱



油彩についての雑メモ

油絵は、 乾燥がゆっくり進むので、 (少なくとも2〜3日、完全乾燥には約1週間〜1ヶ月)
自分の表現したいものを じっくりと描き進めて行くことができます。
途中で構図を変えたり、赤い背景を青くしたり、 描き始めと描き終わりの期間が長いので、
その間の気持ちの変化と共に絵も変わっていきます。
その性質を利用して、私はあえて下地に違う色をいれたり、少し前に描いた絵の上に塗り重ねたりするのが好きです。塗れば塗るほど深さを増して行くなかに最後まで鉛筆の線を残したりと、一枚の絵の中に様々なシチュエーションが存在できるのも、油彩の特徴の一つではないでしょうか・・・



絵の具とは、簡単にいうと、色の元になる顔料とそれを画面に 定着させる接着剤を練り混ぜ合わせたもので、顔料を油で練れば油絵具になり、アクリルエマルジョンで練ればアクリル絵具になります。
基本的に油彩も水彩も日本画も顔料はみな同じです。



水彩絵具やテンペラ絵具などは接着剤に水分を多く含んでいますが、画面上の絵具が乾くにしたがって、それらは蒸発していき、顔料が直接表面に出た感じになります。その為、顔料の色が直接出てくる明るい画面になります。
油絵具の場合は油が(蒸発するのではなく)酸化によって画面上で固まります。顔料は固化した油の層のなかに点在する形になります。その油の層の中を光が複雑に反射、屈折して油彩独特の光沢を放ちます。油の層が厚くなるにつれ、暗く、深みのある画面になるのです。

道具箱/初代の箱は壊れてしまったので、これは2代目

■オイル類: 絵の具の乾燥と照りをコントロールするオイルと洗筆用のクリーナー
■パレット: ペーパー製は使い捨てられて良いけど、木製の方が使い勝手が良くて好き
■筆: 地塗り用の平筆と描き込み用の細筆。70%くらい平筆で描いてしまいます



絵の具どうしを混ぜないで、乾かしては塗り重ねていく描き方が好き


参考:西洋絵画の画材と技法